グリーン
2024年11月27日
農業総合メーカーである渡辺パイプ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：渡辺圭祐）は、 近年の気候変動による性能の要求拡大や生分解性マルチフィルムの使用作物の拡大に伴い、従来の生分解性マルチフィルム（旧品名：Bio-PALシリーズ）の名称を新たに「エコビオワン」シリーズとし、ラインナップを3種類に増やして2024年12月2日（月）より発売開始します。
■生分解性マルチフィルム「エコビオワン」シリーズとは？
一般的なポリエチレン製黒マルチフィルムや透明マルチフィルムは、雑草抑制や土壌の保温・保湿などに優れていますが、栽培終了後に土から剥がす労力と、土や水分が付着したマルチフィルムの処理は扱いにくく、ゴミとして廃棄処理にも手間がかかり、営農家の方々を悩ませていました。
生分解性マルチフィルム「エコビオワン」シリーズは、土壌中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される生分解性プラスチックを原料としたマルチフィルムで、土に鋤き込むだけで自然に分解されるため、回収や廃棄処理コストがかからず、環境への負担も軽減されます。
■作物の成長期間によって選べる3種類にラインナップを増やしました
「エコビオワン」シリーズでは、分解目安ごとに、S（短期1～2か月タイプ）、M（中期3ヵ月タイプ）及びL（長期5～6ヶ月タイプ）の3種類にラインナップを拡充しました。お客様のご要望や作物によってお選びいただけます。
「エコビオワン」シリーズの特長
●マルチフィルムをはがす手間が省ける
●廃棄するときの処理費用がかからない
●CO2削減で環境にやさしい
●栽培作物にあわせて分解期間が選べる
渡辺パイプは、農業発展と農業に関わる方々のお役立ちとなるように、今後も様々な商材やサービスを提供してまいります。