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CSR

2023年12月21日

フードバンクちばと連携 千葉県内のフードドライブ拠点で集めた食品の配送リソース不足を渡辺パイプの配送インフラを活用して課題解決に貢献

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

渡辺パイプ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:渡辺圭祐)は、家庭に眠っている食品を生活に困窮する世帯へ提供するフードバンクちば(千葉市中央区、代表:菊地謙)の活動に賛同し、渡辺パイプの配送インフラを活用して、千葉県内の複数の拠点で集めた⾷品(食品ロス)を回収し、フードバンクちばに届ける地域貢献活動を11月末に実施しました。

■経緯と課題
渡辺パイプは、策定した長期ビジョン「SEDIA2030宣言」の一つ「3.社会のために i.地域と共生できる環境づくり」の一環として、さまざまな取り組みを行っています。
渡辺パイプが保有する配送トラックを活用し、地域や環境に貢献できないかと模索していた中で、千葉県内で、まだ賞味期限が残っているにもかかわらず、包装の破損や印字ミス、流通の都合等で大量の食品が廃棄されている現状に対して、このような食品を企業や個人から無償で引き取り、必要としている福祉施設・団体等や生活困窮者に無償で提供している、フードバンクちばの活動を知りました。
フードバンクちばは、千葉県内にある複数の社会福祉協議会の協力のもと、社会福祉協議会の各拠点にてフードドライブ活動(家庭で余っている食品を学校や職場などに持ち寄り、食べ物を必要とする団体や施設に寄付をする活動)を実施する一方で、フードバンクちばのスタッフやボランティアが社会福祉協議会の各拠点を訪れ、拠点で集めた食品を集約しなくてはならないという、配送リソース不足や人的負荷がかかること等で課題を抱えていました。
これらの状況を知り、渡辺パイプの配送インフラを活用することで課題解決に貢献できないか、という想いからこの取り組みを実施しました。

課題解決にむけては、渡辺パイプの千葉県内のエリア毎の定期便として配送ルートを走っているトラックを活用しました。得意先に荷物を降ろした後にできるトラックの空きスペースを、各社会福祉協議会で集めた食品を積み込むことで、物流の効率化を図りつつ、フードバンクちばへお届けし集約しました。
これにより、フードバンクちばが抱える配送リソース不足と人的負荷の課題解決に貢献することができました。
フードバンクちばに届けた食品は、フードバンクちばから地域で支援が必要な方へ寄贈いただきます。

渡辺パイプは、フードドライブ活動の認知と全国のフードドライブ活動が抱える課題をより多くの方に知っていただくため、引き続き今後もこの活動を推進してまいります。